こんばんは!本日は私の実体験をもとに、転職について書いてみます。転職したいけど中々踏み出せない方がいるかと思います。そんな方の為にわたしの実体験を書きました。読んでいただいて一歩勇気が湧いてくれたら幸いです。
目次
転職したいが不安で転職できない
務めていた会社について
私は、大手IT企業に就職しました。人数も全国に4千人以上の社員がいる会社です。いわゆる冠企業と呼ばれる会社に勤めていました。
冠企業とは NTT、NEC、SONY、日立、三井住友、三菱、みずほ など頭文字だけで解る有名企業を冠にした子会社です。
就職した時は、とても嬉しく転職なんて微塵も考えてはいませんでした。
しかし数年働いて思い描いてた会社生活とは遠くなっていきました。
大企業であればあるほどボトムアップはしにくく環境を変えにくいです。自分の意見も相当納得させることでない限り平社員の意見は通らない事がほとんどです。
会社自体も法令順守がきちっとしており昔からの習慣や環境を大切にしていた会社でした。大手企業は仕事がやりづらいくらい法令順守が高いです。
またなんだかんだで年功序列で年上の方が給料良く、モチベーションも上がりにくかったです。
入社して数年後
そんな私もはじめは右も左も解らず、研修やOJTなど受けて覚えも悪く怒られてばかりいました。
私は覚えは悪かったですが必ず1日1個は何かを覚えるという気持ちで毎日働いていました。
それから数年働いて徐々に仕事にも職場環境にも十分慣れた頃には、凄いと思っていた上司も凄いとは感じなくなり始めました。
数年務めて、自分が色々覚えていったこともありますが、昔は凄いと思っていた上司は私の入社した時と技術も変わっていないと気づき始めました。
しかしチームワークが良かったので続けておりました。やはり職場は人間関係や職場の風通しの良さで決まると思いました。
その後は、実際に自分がやりたい業務から離れ、技術を磨かれる事はなくお客様の調整業務や板挟みに合いまくったりしました。
複数企業との調整が上手くいった、板挟みを超えられて満足した時もありましたが、ただの自己満足でした。
転職したいと思うまで
調整や板挟みに合いまくっても何もエンジニアとしての技術は伸びません。営業や管理職ならわかりますがエンジニアとしては知識や技術を蓄える方が先です。耐性は鍛えられるかもしれないですが私にとっては時間を人の為に使っている場合では無いと思っていました。
若いうちは調整や板挟みに合うより技術を伸ばす方が先だと私は思っています。そうでないと、ただの挟まれ役になります。
自分はこんな事がしたかったのか?と何度も自分の胸に聞き返しました。
- 自分の個の力で何が出来るのか?
- 1人で外の会社に出たら自分は何が出来ると言えるか?
- 冠企業だから辞めるのは勿体ないと思っているのか?
- 他の企業でついていけるのか?
と自問自答しました。
悩み悩んだあげく、少しでも自分が思っているビジョンが描けるような違う会社に行きたいと思い始めました。
ビジョンがなくては、ただ毎日生きるために給料をもらいに会社へ行く。それだけの為に生きていきます。
不安な人の為の転職活動方法
私は転職に対してかなり不安なタイプでした。しかし現状を変えたいという気持ちはありました。
退職と決めた後に転職活動して両足を突っ込むのは不安でした。 なので現在の業務を続けながら、片足は就職活動に突っ込んでいました。
私は、転職しないとしてもとりあえず就職活動をしようと1歩踏み出しました。
マイナビ、リクナビ、エン転職、デューダ、レバテックなどの転職サイトに登録しました。もう書くと思っていなかった履歴書、職務経歴書を何枚も書いて就職活動を実行しました。
仕事と並行して土日や平日の午後休暇を取得し3か月ほど就職活動をしました。
複数企業の話を聞くと魅力的な会社が複数個ありました。いくつか候補はありましたが、私は中小企業に目をつけました。
いよいよ最終面談などに選考が進むと、「転職したい」が「転職ができる」 と感じてきて希望が現実味をおびてきます。
他社に転職したい事を話すと、同じ会社の人は止めてくれますが自分の人生なので自分で決めた方が良いと思います。
辞めるのを止めてくれるなら、会社と給料の交渉や部署移動などを話してみても良いと思います。給料が上がったり自分が望んだ部署に行ければ続ける要素にもなるかもしれません。
転職の後押し
いざ転職できると思っても下記のような悩みが出るかもしれません。
Q1.新しい職場環境で馴染めるのか?
A1.人間は変化を嫌う脳の作りになっています。慣れた環境の方が不安もないです。誰でもはじめは転職先では仲間もおらず気も使い ストレス溜まるし不安です。辞めてしまえば新しい環境に行くしかありません。皆、転職者は通る道です。
Q2.現在の業務責任を放棄しているみたいで転職できない
A2.会社は優秀な人が辞めても周ります。だからこそ企業なのです。居なくなったら誰かが穴埋めのために頑張ります。穴を埋められなくなってもクオリティーが下がったなりに対処が出来ます。自己満足はやめよう!
Q3.辞めようと思ったが先輩や同僚に退職を止められる。
A3.本当にやめてほしくない人が居るのであれば、毎月1万でも良いから給料を自分に渡せるか聞いてみてください。本当に辞めてほしくないなら自分の懐からでも1万円位は毎月渡せるはずです。しかし親でも同僚でもそんな人は、ほぼ居ないでしょう!
親や同僚が止めても自分の人生は自分で決めてください。
転職に踏み出す為のまとめ
隣の芝生は青いと言う言葉がありますが、本当に青いかもしれないです。人生一度きりなので自問自答して行動してみると良いでしょう!
やはり、まずは転職したいと思ったら1歩踏み出す事が大切だと思います。面談が進めば希望が現実となります。有給とったり業務終了後に、面接を受けるのは交通費以外はタダです。
最近はコロナウイルスが流行しているためWEB面接という形もだいぶ多くなってきています。
- 本当にやりたい事はこれなのか自問自答をする。
- ただ生きていく為に会社へいくのを辞める。
- 現実が大変だからこそ自分の人生のビジョンを決める。
- やり直すなら生きているうちに。
- 時間は火のついた導火線、どんどん人生の終わりに近づいている。
- 自分の人生は自分で決める。
- 変化に対応できる人間の方が強い
この記事を読んで転職を1歩でも踏み出せる方が居たら良いなと思ってます。
私は転職が不安でしたが結果的には転職して良かったなと思います。それではー!
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