こんばんは!本日は以前から欲しかったかんから三線を組み立ててみました。三線は組み立てキットを使いましたが自分で組み立てる楽器は格別なものがあります。今回は、かんから三線を作成した日記になります。
かんから三線とは?
そもそもかんから三線とは何なのか?普通の三線があるのに普通の三線で良いじゃないか?という疑問があります。通常の沖縄三線は蛇の皮を使用した高級感のある楽器です。
何故かんから三線があるのかというと、1945年(昭和20年)の戦争により沖縄では家を失った方、財産を失った方が多く戦後貧しい方々が多くなりました。しかし、三線を弾きたい方々が空き缶と棒を使用してかんから三線が誕生しました。
戦後の辛くて貧しい状況の中でも三線の音色で人々を元気づけ楽しませてきました。かんから三線は沖縄の歴史を語る上で外せない楽器なのです。
かんから三線入手方法
かんから三線キットは通販で選び購入しました。手作りキットで販売されている為、作り方もそんなに苦労はしません。個人的には糸の結び方が難しかったです。
購入したのは三線工房 まちだ屋というオンラインショップです。注文後、台風の影響で発想が遅れておりました。私はまだかまだかと待ちながらかんから三線の到着を待ちわびてました。
かんから三線キットの到着
いよいよ待ちに待ったかんから三線キットが到着しました。
めちゃくちゃうれしいです。早速中身を空けバラになった三線を準備します。
かんから三線組み立て方法
①三線の持ち手の角ばった部分を全体的にやすりで削っていきます。
②削り終わって丸みが取れたら、缶の穴の開いた部分に棒を差し込みます。
③下記のように装着します。
④猿尾(さるお)を付けます。(糸をかけるための輪っか)
⑤猿尾に1つずつ糸を結んでいきます。このとき糸を間違えないようにしましょう。(糸の結び方を写真で表すのが難しかったので下記の動画をご覧ください。)
⑥カラクイの穴に糸を通していきます。巻いていきます。
⑦三本の糸を通しカラクイを閉めたら一通りOKです。
⑧ティーガ(胴巻き)をつけます。
⑨完成しました!!
音合わせなどは後からでも出来ますので形になればよいでしょう!完成したかんから三線ですが、木の色が味気ないので色を塗って完成形に近づきたいと思います。次回はかんから三線を塗装してみた記事を書いています。
それではー!